オムロン 皮膚赤外線体温計 MC-720の特徴
約1秒で検温できて非接触なので衛生的。
皮膚赤外線体温計は、額から放射される赤外線から表面温度を測定し、舌下で測定した体温に変換しています。
額の中心に本体を向けて*1、スタートボタンを押すと、約1秒で検温が終了。短時間で、衛生的に測定できます。
額で測定した表面温度を、舌下で測定した体温に換算する体温測定モードを備えています。
人体から放射される赤外線をセンサでとらえ、舌下で測定した体温に換算した値を表示します。
- 肌に触れずに測定できるので衛生的。
- 医療機関・学校・施設など多くの人を対象とした検温が簡単におこなえます。
- 25回分の検温データを保存。
わき下での測定に比べて高く表示される場合があります。
検温時には、下記にご注意ください
- *1額から約3センチ(指2本分)離し、本体を垂直に向けて測定します。
- 額が露出するよう、前髪をあげてください。
- 体温計は額に対して平行にします。
- 体温計と額の距離は、離しすぎたり、近すぎたりしないでください。
- 額以外では正しく検温できません。
- 測定中、身体を動かさないでください。
- 体温計を長く握りしめないでください。体温計の温度が変化し、測定の誤差になります。
※測定結果が高い場合は、あらためてわき下で測定するタイプの体温計での検温をお勧めします。
測定結果が見やすい、バックライト付きのディスプレイ
測定終了後、5秒間バックライトが点灯し、測定結果がディスプレイに表示されます。
結果が42.2℃より高い場合は「Hi」、34.0℃より低い場合は「Lo」と、測定範囲外で測定できなかったことをお知らせします。
測定結果を確認し電源を切りたい場合は、「oFF」と表示されるまで[ON/MEN]ボタンを長押しするか、または1分間何も操作をしないと、自動的に体温測定モードが終了し、室温が表示されます。
その他注意事項
非接触体温計は、多くの人の体温を短時間で衛生的に測定できますが、体温計本体は外部環境の影響を受けやすく、また、額の温度も外気温の変化や精神的な影響を受けやすいので、下記に注意が必要です。
- 本体を使用場所の室温になじませてください。目安は、使用前に使用場所で30分程度なじませる。なるべく、使用する場所に置いておきましょう。体温計が室温より温まると測定値が低く、体温計が冷えていると高く出てしまう可能性があります。
- 寒い場所から急に暖かい場所にはいって顔がほてった場合など、測定値が高く出ることがあります。顔のほてりが落ち着いてから測定してください。
- 寒い場所にいて額が冷たい場合、測定値が低く出ることがあります。室内の温度に慣れ、額が温まるまで待ってから測定してください。
- 屋外で使用する場合は、直射日光を避けてください。
- 汗をかいていたり、お化粧をしていると測定値が低く出ることがあります。拭き取ってから検温してください。
オムロン 皮膚赤外線体温計 MC-720(非接触型)
使用上の注意
1. 額以外の部位で体温を測らないでください。
2. 「🔋」マークが表示されたら、電池を交換してください。
3. 運動や入浴後は、30 分以上あけてから検温してください。
4. 本製品の保管場所と測定する場所で温度差がある場合は、使用場所に30 分以上放置してから測定してください。
5. 額が冷えている場合は、温まるまで待ってから測定してください。
6. プローブレンズを傷つけないようにしてください。
7. 本体を水につけないでください。
8. 電池やねじ、電池カバーは乳幼児の手の届かないところに置いてください。
9. 周囲温度は10 ~ 40 ℃の範囲で使用してください。
10. 体温測定モードで表示する値は、当社独自の計算式によって、測定した表面温度を舌下で測定した体温に換算したものです。体温の目安として使用してください。